Memories of Mr.Children 〜ミスチルの軌跡〜
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ライブレポート
Mr.Children Tour 2004 シフクノオト in 横浜アリーナ(2004/06/13)
ツアー「Q」以来、実に4年ぶりのライブツアーとなった今日6月13日。
この日が来るのをどれだけ楽しみにしていたことか。(笑)
今回は13時過ぎに会場に到着して先にツアーグッズを購入しました。
トートバッグを1つとバッジを白を2つ、ピンクを1つの合計3つ購入したよ。
この3つをトートバッグにつけるのだ〜。なんかバランスよくない?
それから会場まではしばらく時間があったので、久しぶりの横浜で時間を過ごしてきました。
そして会場の時刻となった16時。アリーナ前に行ってみると・・・・・。
もんのすごい人だかり。(笑)
ありえない、いや目の前が現実なわけだけども。
今回は友達も来ているということなので電話をして会ってきました。
実に3年ぶりの再会、そしてお互いに「全然変わっとらん(笑)」と。^^;
そんな会話を交わしつつ、会場入りをしてその時がくるのを待っていました。

会場に入ってみるとそこはまさにライブ会場。
久しぶりのライブの感覚が体中を駆け巡ってきました。
今回はバックステージも開放しているということもあって、かなりシンプルなステージ構成だったかな。
ああいうシンプルなのは個人的に大好きですが。(笑)
人がたくさん入ってきて、関係者席を必死に見ていたところ、ついに開演の時間がやってきました。

1曲目:終わりなき旅

会場一面に広がる青白いライトアップ、そして桜井さんの声。
「息を切らしてさ〜 駆け抜けた道を〜 振り返りはしないのさ〜」
まさか、まさかの一曲目でした。これが一発目とは。
久しぶりの生の声に、じょじょに気持ちが盛り上がっていくのが自分でも分かりました。
大サビの「生きるためのレシピなんてな〜い な〜いさ〜」のところがとてもきれいで、すぅ〜っと心に染み込んでくるのが分かりました。
本当にライブ会場に来たんだ、そう実感できた瞬間でした。

2曲目:光の射す方へ

独特のイントロ、頭が理解するよりも前に身体が反応していました。
先の「DISCOVERY」「Q」の両ツアーで体感したあのイントロです。
ライブのアレンジはやっぱりすごくいいですね。
特にラストの「光の射す方へ〜」を繰り返すところ。
展開が分かってはいても、何度聴いてもぞくぞくっときました。

3曲目:PADDLE

きました!シフクノオト一曲目は「PADDLE」
スクリーンに映し出される桜井さんの顔がとても素敵でした。
「笑顔でいりゃいいこと あると思えたら それがいいことの 序章です」
このフレーズの時の桜井さんの笑顔、いいこと起こりまくりです。(笑)
「行こうぜ!」「It's O.K.」なんかは会場が一体となってすごくよかった。
これからのライブの定番になるかな〜なんて少し考えたりしました。

4曲目:innocent world

まさかまさかのイノセントワールド。
桜井さんは「知っている人は一緒に歌ってくださ〜い」とは言っていたけども、この曲が来るとは!
1番は途中まで会場が一つになって合唱、そして途中から加わってくる桜井さん。
久しぶりに聴くってこともあったけど、やっぱり力のある歌だなって改めて思いました。
梅雨真っ只中に横浜アリーナに響いた「innocent world」
いつまでも心に残るメロディーと共にいい思い出となりました。^^

MC

「ヒットメドレーを4曲やったわけですが、33,4の身体には正直きついです。(笑)
次は恋の歌を歌おうと思います。
が、その前に今日は恋についてお話をしたいと思います。
まぁこんな感じにイスに座って。(笑)
恋のお話ということなので、初恋のことについてお話します。
僕がまだ中学生だった頃、学校行くのが無意味に思えて毎日とても悩んでいました。
でも童貞のままじゃ死ねない!と思い、高校は共学を選んだんですよねぇ。
高校1年生になるとこんな僕にも素敵な彼女ができました。
毎日何をするのにも一緒で、ご飯も一緒に食べ、休み時間も一緒、放課後も一緒、休日の日も一緒。
そんな彼女とは7年間ずっと付き合っていました。

7年といえばそう、アルバム「everything」をレコーディングしていた頃ですね。
初めてレコーディングで、そこで小林武史という人物に出会ったような気がします。(笑)
それまではアマでやっていたわけですから、プロの音楽家がプロデュースしてくれるってことがほんとすごかったですね。
その小林さんが言うわけですよ。
桜井くんの歌う恋愛ソングは優しすぎると。
正直なところ、女の人は優しいだけの男を求めているわけではないと。(笑)
そこで彼女に聞いてみると彼女は言うわけです。
和ちゃん・・・(ここで会場から歓声があがる)
え、えぇ〜、え〜っとですね。
和ちゃんというのは僕がお付き合いをしていると認めた人だけが呼ぶことができるわけです。
初めてお会いした人たちは「桜井さん」とか「桜井くん」でお願いします。
(会場中から「和ちゃん」やら「桜井さん」やらが飛び交う(笑))

話はそれてしまいましたが、先日人間ドッグに行ってきたんです。
ツアーの前とはメンバー全員で必ず行くようにしているんです。
今回は別にどこも悪いところはなく、ただ一つだけ異様に数値が高いと言われたんです。
先生からは「B型肝炎になったことありますか?」と言われたんだけど、僕はなったことがなくて。
そこで彼女のことを思い出しました。
彼女はずっと病気を持っていて、週に2回毎週病院に行って注射をしていたんです。
僕は診察室で終わるのを待ってと、そういうのをずっと続けていました。
今思えばいろんな思い出だけではなく、身体の中に抗体という形を残してくれたんだなぁとふと思い、うれしくなりました。
そんな彼女とも破局の時がやってきたわけですが、今はどこで何をしているかは分かりません。
知る必要もありません。(笑)

それじゃあ、歌いく!」

こんな感じ?の内容だったと思います。^^;

5曲目:花言葉

「コスモスの花言葉に揺れながら〜」
トークの声から一転、すごくきれいな歌声が会場中に広がりました。
この歌ぐらいからかな、桜井さんの声がすごくきれいに出ていたのは。(笑)
好きな歌だけに、さっきのMCを聴いた後なだけに、歌詩をじっくりと噛み締めて聴いてきました。
切ない歌なだけに、会場中が聞き入っていたのが印象に残っています。

6曲目:口笛

アコースティックバージョンで始まった口笛!
ほんと、す〜〜〜〜〜っごく良かった。ベストテイク!
「手を繋いで僕らの現在が 途切れないように」
この詩がこれほど染みてきたのは今までありませんでした。
とっても優しい歌い方で、それでいてとてもキレイな歌声で。
明日からは改めてこの歌を聴きたくなるような、それくらいよかったです。

7曲目:抱きしめたい

イントロが響き渡った瞬間、隣にいた彼女の目に涙が光るのが分かりました。
そこからは頭の中がぼ〜っとしてしまって、歌のことのほかにもいろいろ考えてしまいました。
甘いメロディーに乗せられたストレートな歌詩。
じっくりその詩を噛み締めながら、いろんな感情が僕の中にうごめいていくのが分かりました。
よし、決めた、この歌をしっかり歌えるようにしよう。
そう思った5分間でした。^−^

8曲目:Pink〜奇妙な夢

スクリーンに映し出される独特の世界観。
「顔のない男と出会う」がどう出てくるのか楽しみだったけど特に何もなく。^^;
ただただ桜井さんのボーカルに酔いしれていました。
サビのところの高音がとても気持ちよく、それが気持ちを落ち着かせてくれてるみたいで。
それが原因なのかどうなのか、一瞬こくりと行ってしまいました。(汗
「ALIVE」の世界観を幻想的に変化させたような、そんな雰囲気が会場中を包み込んでいました。

9曲目:血の管

暗闇に青白い水流が見える、そんなイメージのするこの歌。
限られた文字の中にまとめられたその世界観が、桜井さんのボーカルで見事に表現されていました。
聴かせる歌、聴き入ってしまう歌、この歌もライブで聴けてよかったって思えました。
桜井さんの透き通るようなボーカル、本当に素敵でした。

10曲目:掌

この歌、ライブで化けましたね。自分の中ではもう満点。
口笛と並んでライブのベストテイクではなかったかと、そう思いました。
なんたって大サビがまったく別物。歌詩も別物でした。
オリジナルの持つ混沌とした感情が、さらにスケールを大きくしたような感じですごくよかった。
スクリーンに映し出される映像も歌の持つイメージが表現されていて内容の濃い一曲でした。
そうそう、桜井さんのボーカルと並んで、サニーさんのボーカルもすっごくきれいでよかったです。^^

11曲目:ニシエヒガシエ

掌から繋がるように始まった「ニシエヒガシエ」
もうイントロが鳴り響いた瞬間にアドレナリンが放出されるのが分かりました。(笑)
やっぱりこの歌、大好きみたいです。
ところが、ところがですよ〜、演出が全然違う。
冒頭の桜井さんが無表情でテレビに向かって歌っている姿。
スクリーンに映し出される映像がとても神秘的で、魅力的で、もう引き込まれたの何の。
途中からはオリジナルの歌い方になったけども、やっぱりこの歌最高だー!(笑)
カラオケで歌いたくなりました。

12曲目:Image

「どれくらい目をつぶっていたろう 君のことを思い浮かべながら」
目をつぶって聴いている自分がいました。みんなつぶっていたんじゃないかな?
「楽しく生きていくイメージを 膨らまして暮らそうよ」
この詩は友達の結婚式に僕からプレゼントさせてもらったフレーズで、すごくお気に入りなのです。
今頃どんな生活を送っているんだろう、自分も楽しい前向きなイメージをして暮らしていこう。
そんなことをいろいろ考えながら聴いていました。
まさか今回聴けるとは思っていなかっただけに、驚きと共に深く感動しました。

13曲目:蘇生

このイントロは!!!流れた瞬間に蘇生だと分かりました。
DVDで聴いたときもえらく元気が出たけども、生で聴くのはやっぱり違いました。
会場のみんなで歌った「何度でも 何度でも」は忘れられないですね。
一番後ろの席で見ていたわけですが、ライトが当たったときの会場の一体感はすごいです。
だってみんな揺れてるんだもん。(笑)
スクリーンにはメンバーの顔がアップで、かつモノクロで写されていたのが印象的でした。

14曲目:youthful days

来ました!ついに来ました、ライブバージョンのyouthful days。
この疾走感溢れるメロディー、たまらなくよかったです。
桜井さんも会場中を駆け巡っていて、見ていて!聴いていて!すごく爽快でした。
「繋いだ手を 離さないでよ 腐敗のムードを かわして明日を奪うんだ」
隣の彼女のことがとても愛しく思えました。
すごく、すごく好きな一曲です。

15曲目:くるみ

いつもの違うイントロで始まったくるみ。
やっぱりすっごく素敵でした。
手拍子もせず、ただただそのボーカルに耳を向けていました。
個人的に思い出がたくさん詰まっていて大好きな歌なだけに、桜井さんが歌っているその姿、ボーカルを焼き付けておこう。
そんな感じにずっと聴き入ってしまいました。
どのテレビ出演で歌ったテイクよりも、ずっと素敵でしたよ!

16曲目:天頂バス

スクリーンに映し出されるバスの映像。
これは紛れもなく天頂バスだなと。(笑)
この歌のポイントはやっぱり「イエーーーーーーーイ!」
みんな絶対こうくるだろうと予測して、彼女と二人で一緒に「イエーーーーーーーイ!」
そんでもって「イエーーーーーーーイ!」
最高です。(笑)
会場のみんなもまったく同じフリで、ここでも「イエーーーーーーーイ!」
あそこでも「イエーーーーーーーイ!」
みんな「イエーーーーーーーイ!」にはまっていました。
「イエーーーーーーーイ!」最高!

17曲目:HERO

本編ラストを飾った渾身の一曲。
赤と白でライトアップされたのがとても素敵で、桜井さんのボーカルがさらに引き立っていました。
初めて生で聴くHERO。
そこに描かれている詩の内容が日を増すごとに分かってくるようになって、ただただずっとその歌に耳を向けていました。
最後のサビの桜井さんのボーカルは生だと伝わってくるものが違います。
一人の男として、一人の父親として、歌い上げた桜井さんからは歌の内容以上に伝わってくるものがありました。

ここで本編は終了。メンバーはいったん後ろに下がりました。
すると会場全体からアンコールの手拍子が!!!
ただ「アンコール」という言葉はなく、大きな手拍子がずっと鳴り響いていました。
それが続くこと5分くらい、しばらくするとメンバーがステージに戻ってきてくれました。

18曲目(アンコール1曲目):Mirror

ステージの中央にみんなが集まってアットホームな感じで始まったこの歌。
イントロが鳴り響いた瞬間、まさか!と思いました。
今回はまさか!が多いですね。(笑)最高〜。
温かいメロディーが会場を包み込むと共に、田原さんの演奏する鉄琴がとても素敵で。
ずっと田原さんを見ていたかもしれません。(笑)
今日聴くことができてすご〜く幸せでした。^−^

19曲目(アンコール2曲目):タガタメ

幻想的な雰囲気で始まったタガタメ。
感情たっぷりに歌い上げるその姿に、ずっと見入って聴き入ってる自分がいました。
どことなく終わりなき旅とリンクさせてしまい、すごく力のある楽曲だなぁと感じました。
最近起きた事件のことや身近なこと、やっぱり考えさせられてしまいました。
生で聴けてよかったです。

20曲目(アンコール3曲目):Sign

「Any」「Sign」とくることを期待したけどもラストは「Sign」でした。
ドラマ「オレンジデイズ」の劇中で使われているメロディーが流れてきて、そこから「Sign」のイントロが流れてきました。
楽曲が持つ力なのかどうなのか、会場全体が一気に優しい雰囲気に包まれていく感じがしたんだ。
「届いてくれるといいな 君の分かんないところで 僕も今奏でてるよ」
身体中をじ〜んとする感情が駆け巡っていくのが分かりました。
最後に素敵な歌を本当にありがとう。
聴き終わった後の充実感は、まさにシフクノオトそのものでした。

演奏後、メンバー全員がステージ前で一列に並んで簡単にメンバー紹介をしてくれました。
あぁ、もうこれで終わりなんだなぁと少し寂しくなったけども、充実感の方がはるかに上回っていました。
たくさんの歌を本当にありがとう!本当に素敵なライブでした。

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