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『 無題 』
栞を挟んでおいたはずの記憶のページは 時間とともにいつも抜け落ちて 不連続なアニメを見てるみたいにちぐはぐなまま 君はもうそこにいない 気の抜けたビールを飲み干して 酔った振りして思い出に浸って 明日になるのをただ待っている
外は雨 まだやむ気配はない 拍子抜けした音を立てて 屋根を伝うしずく 傘を差した人影 家路へ急ぐ足音
明日になれば 君は戻ってくるかな 凍えそうなこの雨が止むころには
僕は灯りもつけず ただうずくまって 月の光を求める
何を語らえば 僕ら分かり合えたろう 何を見落として 僕ら離れたのだろう おみくじみたいに記憶の糸をたどる 答えにたどりつくにはもう少し もう少し時間がいるかなぁ
外は雨 まだやむ気配はない
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| 2010/03/24-23:25..No.[62031] p12027-ipngn2901marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
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